金・プラチナの豆知識
ダイヤモンドの豆知識
ダイヤの買取
金やプラチナなどと同様に世界中に市場があり取引が行われているダイヤモンド。ダイヤモンドが金や
プラチナと少し異なる点はその相場が日々更新されるのではなく、ダイヤモンドの供給量や外国為替相場
、取引状況、ダイヤモンドのクオリティを表す「4C」などを基準にし、品質を見極めた上でダイヤモンドの基
準価格が決定されていることです。この基準価は一般に公開されることはなく特定の専門業者間でのみ閲
覧され、ダイヤモンドの買取価格もこの基準価格をもとにして決められます。
かたちを変えて再生することが可能な金やプラチナとは違い、ダイヤモンドは相場価格とともに表面の傷や
光沢、内包物の有無、アクセサリーの場合はデザインやブランドなども買取の価格に影響を与えます。買
取の参考価格を知りたい場合は専門店への持ち込み、4C評価の項目を入力するだけで買取相場がわか
るインターネットで公開されている買取専門店のシミュレーションツールを利用するのもひとつの方法です。
ダイヤモンドを購入した場合に添えられる鑑定書は、全国宝石学協会や 中央宝石研究所、 AGTジェムラボ
ラトリーなどの専門機関が発行していますが、鑑定書はない場合でも買取の価格には影響がないとされてい
ます。ダイヤモンド単体の場合は4Cを基準に価格が決定されます。
指輪やネックレスなどのアクセサリーなどの場合多くはプラチナなどの金属と一緒にデザインされている場合
が多いので、その場合土台となる金属の査定価格+ダイヤモンドの査定価格=買取価格となります。
ダイヤモンドは耐久性にすぐれ傷がつくことが少ない宝石ですが、割れや内包物が見える場合は価格が下が
ります。指輪の脇石として使われているメレダイヤや時計にはめこまれたシングルカットダイヤ、クオリティが低
いピケ石と呼ばれるダイヤモンドも買取可能の場合が多いです。
ダイヤモンドを使用したアクセサリーの買取ではデザイン性も重視されることが多く、同じカラット数のダイヤモ
ンドでもティファニーやカルティエなどのブランド品であれば査定額がアップしますし、ノーブランドの場合もデ
ザインのよさで価格がプラスになることがあります。重さで決められる金やプラチナの買取に比べデザイン性が
重視されるのはダイヤモンドならではの特徴です。