金・プラチナの豆知識
ダイヤモンドの豆知識
プラチナとは
白金(はっきん)=(英語: platinum)プラチナ
学術用語としては白金が正しいが、現代日本の日常語においてはプラチナと呼ばれることが多い。
プラチナの語源はコロンビアのピント川で銀に似た白い金属(プラチナ)を発見し、スペイン人達は、
これを「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」と呼び、これが元素名 platinum(プラチナ)となる。
プラチナは化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの
浄化をはじめ多方面で使用されている。
たまにホワイトゴールドと間違われる場合があるが、異なる合金である。
ホワイトゴールは金にニッケル系とパラジウム系の元素を加えて、白色化した金合金
プラチナと呼ばれることが多い白金(はっきん・platinum)の名前は、コロンビアのピント川で発見されたときに命名
された「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」からきています。プラチナは化学的に強い性質があり加工しても変
色しないことからアクセサリーに用いられるほか化学機器にも使用されています。
プラチナの純度(品位)はパーミルで表記され、日本国内で販売されるプラチナはPt1000・Pt950・Pt900・Pt850の
4区分が用いられます。プラチナも金と同様紀元前から発掘・利用されていたことがわかっています。
あるブランドが売り出したプラチナを使用してデザインされたアクセサリーが人気となったことから、世界のセレブリテ
ィが一気に注目しはじめたといわれているプラチナですが、日本に最初に輸入されたのは明治時代。その後は国内で
もプラチナ製品の製造が始まり、和服に合わせるアクセサリーとして重宝されたそうです。現在のプラチナ産出国は、
南アフリカ共和国 ・ロシア ・カナダの順となっています。
プラチナの魅力
プラチナ(白金)は、酸化することがなく汗や熱での変質や銀のように硫黄で黒くなるようなことがない金属です。 産出量が金の約30分の1と少なく希少性が高いことで知られ、アクセサリーや宝飾品のほか工業製品、医療用 製品、文房具など多くの用途に利用されるなど需要が高い金属です。 1tの原石からわずか3gしか採取できないプラチナは、日本では結婚指輪や婚約指輪などのアクセサリーとして 人気があります。世界的なアクセサリーブランドでも多用されることが多いプラチナは、強度があるほか強い粘 りを持つ性質から繊細な加工を施すことができるのが大きな魅力です。純度が高いためアレルギーの発生源 となることが少なく、金や銀に比べて融点が1768度とかなり高く溶けにくい性質があるほか、アクセサリーとして デザインされたときにダイヤモンドなど宝石をより魅力的に見せるとされ、宝石の土台としても広く利用されてい ます。