パソコンの歴史・パソコン買取

①パソコンの歴史

卓上型のコンピュータが登場したのは1970年代。当初は高価で一部の大企業での使用に限られていました。1970年代中頃には、8ビットマイクロプロセッサ搭載の簡単な計算やデータ処理を行える製品が個人で買える価格で出回ります。
マイクロプロセッサが小型化が進み、個人でコンピュータを開発する人が増加する中、1976年（昭和51年 ）になると、スティーブ・ジョブズが開発した「Apple I」が登場。翌年に「Apple II」が発売されると一躍話題になり、個人がコンピュータを使用する時代の幕開けとなります。
日本では、1979年（昭和54年）NECから「PC-8001」というパソコンが発売されますが、メモリがわずか16KB（キロバイト）という製品でした。1982年（昭和57年）には「PC-9801」が発売され、日本語で扱えるパソコンとして大ヒットしまが、文字列を入力して指示を与える必要があり簡単に扱えるものではありませんでした。
「アメリカのアップル社（現アップル）から「Macintosh（マッキントッシュ）」、マイクロソフト社から「Windows（ウィンドウズ）」が登場し、1985年（昭和60年） 以降は、アイコンをクリックしてパソコンを動かせる直感的な使い方が可能になります。その後は、アップルとマイクロソフトがハード面とソフト面での主流となり、年を追うごとに性能が強化され今日に至ります。

②パソコンの豆知識

パソコンの先駆けといわれる「Apple II」は、本体とキーボードが一体化した筐体で、個人が使用できるパソコンとしては、今日当たり前のように使われている記憶媒体への書き込みやゲームなど多様な機能を備えた画期的な製品でした。
日本では、1978年（昭和53年）以降国内メーカーの、日立・キャノン・シャープ・松下・NEC・富士通などがパソコンを発売。ディスプレイの表示はモノクロが基本、中には4色または8色の製品もありました。新しい表計算ソフトやワープロソフトが登場し、処理速度など機能面が充実する中、東芝が世界初のノート型パソコン「Dynabook J-3100SS」を発売したのは1989年 （昭和64年/平成元年）。
インターネットの商業利用が可能になる1990年代以降は、パソコンを利用した通信が文化や商業に多大な影響を及ぼすようになり、現在の暮らしになくてはならない存在となりました。