①ホンダ発電機・ヤマハ発電機・新ダイワの歴史
ホンダの通称で知られる「本田技研工業株式会社(Honda Motor Co., Ltd.)」は、東京都港区に本社を置く輸送機器と機械工業のメーカーです。1946年(昭和21年)に、創設者の本田宗一郎が静岡県浜松市に「本田技術研究所」として起業したのが始まり。「ホンダ発電機」は、ホンダの一部門としてさまざまな製品を発売し、2015年(平成27年)には、50周年を迎えました。
二輪車の売り上げでは世界2位、船外機やウォータービークル(水上オートバイ)の販売台数は世界トップの売り上げを誇る「ヤマハ発動機株式会社」。「ヤマハ発電機」は、建設現場や屋外イベント、日曜大工・アウトドアなどで使用できる発電機を製造販売して約40年になります。
「新ダイワ工業」は、1952年(昭和27年)広島市江波町で「浅本精機製作所」として創業し、精密機械部品や電動チェンソーの製造販売を続けてきたメーカー。現在は、「株式会社やまびこ」のブランドのひとつとして、ディーゼルエンジン溶接機やエンジンブロワなど積極的な製品開発を行っています。
②ホンダ発電機・ヤマハ発電機・新ダイワの豆知識
「ホンダ発電機」から近年発売された製品「EU9i」は、インバーター搭載で、2台をつなげて使用すると2倍の出力を出せる持ち運びに便利なハンディタイプ。静粛性にすぐれているため、アウトドアや非常時用だけではなく、車を利用してのケータリングや屋外販売などの現場でも使用される機会が急増しています。
「ヤマハ発電機」から2015年(平成27年)に発売されたインバーター発電機「EF900iSGB」は、カセットボンベを燃料にした発電機。非常用電源として使用できるほか、災害時のスマートフォンやパソコンなど精密機器にも使用可能な良質の電気の供給と高い静粛性を実現した製品です。
新ダイワは、公園や早朝の時間の草刈りに騒音を気にせず使用できる低騒音で軽量の刈払機の製造販売、ビニールハウス内でも快適に使用可能な排気ガスゼロのタンクキャリー、アウトドアや非常時に使用可能なインバータ発電機など小型の電動機器から農業で必要とされる大型の機器など、現場で必要な機能を搭載した製品の製造開発には定評があるほか、移動が可能なレインボーミストなどのユニークな製品を開発しています。
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