マックス(MAX)の歴史

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マックス(MAX)

 

①マックス(MAX)の歴史

「マックス株式会社(MAX Co., Ltd.)」は、東京都中央区に本社を置くメーカー。釘打機、ガンタッカなどのインダストリアル機器、ホッチキスやオートステープラなどのオフィス機器、車いすの製造販売を行っています。
マックスは、1942年(昭和17年)山田勝太郎氏が群馬県高崎市に航空機のウィングを製造する「山田航空工業」を創立したのが始まり。1945年(昭和20年)には、社名を「山田興業」に変更し事務機器の製造販売へと転身。
明治・大正・昭和初期に一部で製造され使用されていたホッチキスを、マックスが一般向けに製造し発売開始したのは、1952年(昭和27年)。1955年(昭和30年)には、社名を「マックス工業」に改称。1964年(昭和39年)には、それまで分社していた「マックス工業(株)」と「マックス製販(株)」を合併し、社名を「マックス株式会社」に改めます。
1990年~2000年代にかけては、マレーシアやアメリカ、タイ・オランダ・中国などに海外法人を設立。2010年(平成22年)には、車いすメーカー「(株)カワムラサイクル」の株式を取得し子会社化。車いす事業にも進出しました。

②マックス(MAX)の豆知識

「マックス株式会社」のマックスは、英語の「MAXIMUM=最高の」と「CLIMAX=最高点、クライマックス」からつけられた名称で「マキシマムの技術、クライマックスの製品」という意味があります。
発売以来ロングセラー商品のホッチキス「マックス」は、使用時の指の安定や作業性の向上、耐久性の向上などを図りながらコストダウンを進め、1959年(昭和34年)には定価100円を実現。1970年(昭和45年)までの11年間継続しました。2008年 (平成20年)には、累積販売台数3億9千万台を記録。国内シェアの約75%を占める人気商品となりました。
電動工具の分野でよく知られているガンタッカ(手動式釘打機)は、当初はポスターを貼るための事務機器として販売を開始しますが、実際には住宅建築現場の左官屋さんがラス張り用として使用する機器として普及します。
その後は、家具の組み立てや梱包用の木枠の打ち付けに便利な「エアネイラ」、丸釘を打ち込める「コイルネイル」など、建築現場の作業性を高める画期的な製品を次々に製品化、コンクリート・鋼鈑用の「エアネイラ」など、エア工具の分野でもシェアを拡大し続けています。

 

 



 

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