レイコップの歴史 |
2012年6月に、「レイコップマーケティング株式会社」として東京都港区に設立されたレイコップは、韓国の李誠晋(リ・ソンジン)氏が考案した布団クリーナー「レイコップ」シリーズを製造販売する会社です。
かつて医師として患者の治療にあたっていたリ・ソンジン氏は、呼吸器のアレルギーやアトピー患者の増加に問題意識を向け、根本的な予防が重要課題だと考えます。そこでハウスダストアレルギーの大きな原因となるふとんに注目。それまでになかったハンディタイプのふとんクリーナーの開発に着手します。その結果誕生したのが、UV除菌しながらダニを弱らせ、クリーナーをかけることでハウスダストを叩き出し吸引する機能を持つ「光クリーンメカニズム」と名付けられたふとんクリーナーでした。
2007年に、日本での製品の発売を開始。当初は代理店を通してのカタログ販売のスタイルをとっていましたが、本格的な販売のため2012年(平成24年)に日本法人を設立。製品は、呼吸器のアレルギーやアトピーなどを気遣う若い主婦層を始めに、徐々に口コミで広がっていきました。
2013年に「レイコップ・ジャパン株式会社」に社名を変更後、「レイコップ RS(RS-300)」を発売開始。同年に「レイコップ・チャイナ」を設立。この年、有名テレビ通販番組で大々的に製品が取り上げられたことから一気に知名度が上がり、この年の末には国内累計出荷台数 100 万台を突破。国内家電量販店ふとんクリーナーメーカー数量シェアNO.1を記録し、現在もその記録を維持し続けています。
2014年には「レイコップ LITE(RE-100)」を販売開始。この製品は「Yahoo 検索大賞家電部門賞」を受賞し、国内累計出荷台数 200 万台突破を記録。その後、本社を東京都港区に移転し、製品開発当初から行っていた、室内のハウスダストや微生物、ふとん素材などについての研究開発を専門的に請け負う機関「R&D」を開設します。
テレビ通販で人気を得た製品は、その後も毎年100万台を売り上げる実績を作り続け、利用者の層が広がっていきます。PM2.5や火山の噴火がひどい場所に住む人、ふとんの天日干しが体力的にむずかしいシニア層、築年数を得た老舗旅館、高層マンションに住まう人など、ふとんを天日干しすることでダニやハウスダストを除去する、昔ながらの日本の習慣に代わる製品として受け入れられるようになったのです。
2016年には「レイコップ・ノースアメリカ」を設立。日本で開発・商品化した製品を販売し、韓国の拠点「レイコップ・コリア」で、製品管理・製造・出荷までを行うスタイルで、世界各国へと販売網を広げ続けています。
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