androidの歴史 |
スマートフォンやタブレット型コンピュータに搭載されている「Android(アンドロイド)」は、2005年(平成17年)
にアメリカで携帯電話用オペレーティングシステムの開発をしていた「Android」社をGoogleが買収後、2007年
(平成19年)にスマートフォンのためのオペレーティングシステム (OS)として発表されました。
Androidは、Version 1.5の発売時から新しいバージョンが出されるたびにコードネーム(別名)として「Cupcake
(カップケーキ)」「Donut(ドーナツ)」「KitKat(キットカット)」などお菓子にまつわるネーミングがつけられてい
ることで知られています。
Androidを最初に搭載した端末は2008年(平成20年)にアメリカで発売され、日本では2009年(平成21年)にN
TTドコモから発売されたHTC製端末が最初でした。当初はスマートフォンだけに利用されていたAndroidがタブ
レット型コンピュータに搭載され始めたのは2010年(平成22年)で、サムスン電子を皮切りに富士通やソニー、
シャープ・ASUS・NECなどから様々なタブレットが販売開始されました。
2007年(平成19年)にアップルからiPhoneが発売された後「GALAXY S」などAndroid搭載のスマートフォンが
たくさん発売されたのと同様、2010年(平成22年)にiPadが発売されたことによりタブレットの製品開発が活発
になりました。インターネットやメールの送受信、カメラ・音楽プレイヤー・動画閲覧の多くの機能を持ち、携帯
にも便利なタブレット型コンピュータは一気に販売台数を伸ばします。
Androidは無料で使えるオープンソースのオペレーティングシステム (OS)であることから、多くの企業がAndroid
を搭載したタブレットを発売しています。価格帯も1万円前後から高性能の機能を備えた7万円前後、7インチから
10.1インチまでの大きさがそろうこともあり選択肢の多さからシェアを拡大、2015年には50%近いシェアでアップル
社のiOS、Windowsを抜き国内出荷数第1位になっています。
専用キーボードをつけることでパソコン同様ワードやエクセルが利用できる端末やカメラ機能がすぐれたもの、防
水機能があるものなども発売されさらに人気が高まる傾向にあります。
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